「収入が増えた」が17%、「減った」は19%=「オカネコ お金に関する調査2024」
2024年11月28日 12時30分
国内最大級の家計診断・相談サービス「オカネコ」を運営する400F(本社東京、中村仁社長)は、「オカネコ お金に関する調査 2024年」をまとめた。この中で、「収入の変化」を前年比で尋ねたところ、「増えた」は17.4%、「減った」は19.0%だった。
一方、「支出の変化」は、「増えた」が41.0%、「減った」が7.6%だった。こうした中、「将来に向けてお金の不安を感じることがある」と回答した人は、81.4%を占めた。調査は11月5~6日に全国の20~60代の男女500人に実施した。
◆「資産形成をしている」は3割
調査の中で「将来を見据え資産形成をしているか」と尋ねたところ、「している」と回答した人は30.4%にとどまった。「したいと思っているが、できていない」(31.0%)と「しておらず、今後する予定もない」(38.6%)を合わせると、約7割の人が投資を始めておらず、まだまだ投資家の裾野拡大の余地が大きいことが分かった。
◆金融トレンド、トップは「新NISA」
「2024年の金融トレンドの中で気になったもの」を選んでもらったところ、トップが「新NISA」(31.2%)、次いで「物価高」(29.2%)、「円安」(28.8%)の順だった。
◆400Fとオカネコ
400Fは、「お金の問題を出会いで解決する」を理念に、2017年11月に設立された。証券・保険・銀行等に関するさまざまな悩みをワンストップで無料相談できる国内最大級のプラットフォーム「オカネコ」を運営している。
「オカネコ」は、スマートフォンから居住地や年齢、年収、家族構成などの質問に答えるだけで、同地域・同年代の人と比較し、ユーザーの家計状況を診断する。その後、診断結果をもとにFP(ファイナンシャルプランナー)やIFA(金融商品仲介業者)等のお金のプロからアドバイスコメントが届き、チャットで気軽に相談することができる。