「サステナブル投資に関心」が6割=新型コロナ危機を受けて-UBS富裕層調査
2021年06月15日 12時00分
大手金融グループのUBSが世界の富裕層に実施したアンケート調査によると、新型コロナ危機を受けて「持続可能な社会の実現を目指す『サステナブル投資』により強い関心を持つようになった」と回答した人が、全体の59%を占めた。地域別では、アジア太平洋が70%、ラテンアメリカが63%と、欧米を上回った。調査は5月、日本を含む世界15カ国に住む3800人(保有資産1億円以上)に実施した。
◆現役世代や女性により大きく影響
世代別にみると「世界により良い変化をもたらしたいと考えるようになった」と回答した人は、50歳以下で79%だったのに対して、50歳超は51%だった。性別でみると、女性で75%、男性は65%だった。現役世代や女性により大きく影響を与えているようだ。
■UBS富裕層意識調査レポート、『Investor Watch 新たな価値観 - 最近の投資家の目的:経験、つながり、他者への支援に資金を投じる』
https://www.ubs.com/jp/ja/wealth-management/our-approach/investor-watch/2021/the-new-valuables.html