クロスオーバー投資で第1号案件=途上国でマイクロファイナンスを展開する企業に-アセットマネジメントOne
2024年10月25日 11時00分
(出所)アセットマネジメントOne(クリックで表示)
アセットマネジメントOneは、9月に設定したクロスオーバー投資戦略ファンド「Japanese Equity Crossover Strategy」が、途上国でマイクロファイナンスを展開する、五常・アンド・カンパニー(本社東京・慎泰俊社長)に投資したと発表した。このファンドの第1号の投資案件になる。
クロスオーバー投資は、高成長が見込まれる非上場企業に投資し、株式公開(IPO)後も長期的な株主として関わり続けることで、スタートアップ企業の中長期的な成長を支援する。未来を変革するイノベーションの創出や、その支援を担う企業に投資する。
五常・アンド・カンパニーは、アジアおよびアフリカの12カ国のグループ会社を通じ、途上国でマイクロファイナンスを展開するホールディングカンパニーだ。金融包摂を世界に届けることをミッションに、2014年7月に設立された。2024年3月末時点でグループ従業員は1万人超、顧客数は240万人を突破しているという。
アセットマネジメントOneは、「民間版の世界銀行を目指す、五常・アンド・カンパニーの事業成長に貢献すべく、長期的に支援を行っていく」と話している。