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三菱UFJアセット、米国国債のETF3本を上場=1年超から20年超までラインナップを充実

2024年04月26日 08時00分

(※)前列中央が高鍋常務取締役、左から3番目が糠信常務執行役員(※)前列中央が高鍋常務取締役、左から3番目が糠信常務執行役員

 三菱UFJアセットマネジメントは25日、米国国債に投資する3本の上場投資信託(ETF)を東証に上場した。上場セレモニーには高鍋朗常務取締役や糠信英樹常務執行役員らが出席し、上場通知書を受領し、上場の鐘を打った。

 この日上場したのは「MAXIS米国国債1-3年上場投信(為替ヘッジなし)」「MAXIS米国国債20年超上場投信(為替ヘッジなし/為替ヘッジあり)」の3本。同社は既に「MAXIS米国国債7-10年上場投信(為替ヘッジなし/為替ヘッジあり)」を設定しており、残存期間が1年超のものから20年超のものまで、ラインナップが充実する。

 糠信常務執行役員は、上場の狙いについて「債券のETFということで、主なお客さまとして法人や機関投資家を想定しており、良質で使い勝手の良いプロダクトを、低コストで提供することを目指している」と話した。

 また、ETFを通じた投資のメリットについて「機関投資家のお客さまから見ると、このプロダクトを通じて、通常の株式売買と同じように売買できるため、管理や事務の手間を軽減できる。また、為替やヘッジの手続きを別に行う必要がなく、円で取引ができるため、使い勝手が良くなるのではないか」と指摘した。

 さらに、個人投資家についても「そのとき、そのときの相場変動はあるが、長い目でみれば、債券ということで、株式に比べて価格変動が相応に低い中で、それなりの利回りが期待できるということで、投資の選択肢にご検討いただければと思う」と述べた。

 

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