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新社会人へアドバイス、「投資・資産運用」が第3位=初任給の使い道で-400F「オカネコ」調べ

2024年04月09日 13時00分

(出所)400F「オカネコ 初任給と給料に関する調査」(出所)400F「オカネコ 初任給と給料に関する調査」(クリックで表示)

 国内最大級の家計診断・相談サービス「オカネコ」を運営する400F(本社東京、中村仁社長)は、「オカネコ 初任給と給料に関する調査」を実施した。この中で「新社会人にアドバイスするなら、初任給を何のために使うべきだと思いますか」と尋ねたところ、「投資・資産運用」が第3位に入った。調査は3月下旬に、全国の「オカネコ」ユーザー1155人に実施した。

 推薦する理由には「投資を早く始めるほど知識が身に付き有利」などのコメントがあった。新NISA(少額投資非課税制度)の開始などで、「投資・資産運用」に対する認知度が上昇していることがうかがえた。

 初任給の使い道に対するアドバイスの1位は「親・家族へのプレゼント/食事」(36.1%)、2位は「貯金」(20.2%)だった。理由はそれぞれ「家族にごちそうしたという行為が自信につながった」「貯金をしなかったから後悔している」などが挙がった。

 調査対象者の年齢は20歳未満~70歳以上と幅広かったため、回答者それぞれの初任給の使い道は、「貯蓄」(48.5%)、「親・家族へのプレゼント/食事」(41.4%)、「趣味」(23.0%)の順で、「投資・資産運用」は第8位(3.7%)にとどまった。

◆収入を上げる取り組み、「資産運用」がトップ

(出所)400F「オカネコ 初任給と給料に関する調査」(出所)400F「オカネコ 初任給と給料に関する調査」(クリックで表示)

 調査の中で「現在の年収に満足しているか」を尋ねたところ、「満足していない」が約6割、「満足している」が約4割を占めた。

 このうち「満足していない」と回答した人に、「収入を上げるために現在行っている取り組み」を尋ねたところ、トップは「資産運用」で47.0%だった。次いで「副業/複業」(31.3%)、「転職」(23.1%)、「(資格取得や英会話等の)スキルアップ」(22.1%)だった。

◆初任給は上昇傾向=20代では「20~25万円」がトップ

(出所)400F「オカネコ 初任給と給料に関する調査」(出所)400F「オカネコ 初任給と給料に関する調査」(クリックで表示)

 調査の中で、初任給の金額を世代別に分析したところ、20代では「20万円以上25万円未満」が33.3%でトップだった。2位は「15万円以上20万円未満」が31.4%だった。

 一方、30代を見ると、トップは「15万円以上20万円未満」(39.2%)。2位は「20万円以上25万円未満」(29.9%)で大きな差があった。同社では「貨幣価値の差があり一概に比較できないものの、直近では徐々に初任給が上がっていることが分かった」と指摘している。

◆約3割が賃上げ予定、うち2割が「3%以上5%未満」

(出所)400F「オカネコ 初任給と給料に関する調査」(出所)400F「オカネコ 初任給と給料に関する調査」(クリックで表示)

 調査の中で「4月以降に賃上げが予定されているか」を尋ねたところ。「ある」は29.3%、「ない」が32.5%、「分からない」が38.2%だった。

 このうち「ある」と回答した人に賃上げ率を尋ねたところ、「まだ分からない」(21.9%)を除くと、「3%以上5%未満」が20.3%でトップ。次いで「2%以上3%未満」と「1%以上2%未満」がそれぞれ15.0%だった。

 同社では「3月22日に連合が発表した『2024年春季生活闘争の第2回回答集計』の加重平均賃上げ率(5.25%)には及ばなかったが、高水準の結果になった」と分析している。

◆400Fとオカネコ

 400Fは、「お金の問題を出会いで解決する」を理念に、2017年11月に設立された。証券・保険・銀行等に関するさまざまな悩みをワンストップで無料相談できる国内最大級のプラットフォーム「オカネコ」を運営している。

 「オカネコ」は、スマートフォンから居住地や年齢、年収、家族構成などの質問に答えるだけで、同地域・同年代の人と比較し、ユーザーの家計状況を診断する。その後、診断結果をもとにFP(ファイナンシャルプランナー)やIFA(金融商品仲介業者)等のお金のプロからアドバイスコメントが届き、ユーザーがチャットで気軽に相談することができる。

 

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