楽天証券、ＮＩＳＡが５００万口座を突破＝業界最多、新ＮＩＳＡ控えペースが加速

2023年12月01日 12時00分

楽天銀行 NISA口座数

　楽天証券は１１月、少額投資非課税制度（ＮＩＳＡ）の口座数が、５００万口座を突破した。「一般ＮＩＳＡ」と「つみたてＮＩＳＡ」、「ジュニアＮＩＳＡ」を合算したもので、業界最多だ。来年１月に新しいＮＩＳＡの開始を控え、増加ペースは加速しているという。

　新しいＮＩＳＡは、非課税保有期間が無期限化され、年間投資枠も最大３６０万円に拡充される。現行の「一般ＮＩＳＡ」と「つみたてＮＩＳＡ」を利用している投資家は、自動的に新ＮＩＳＡの口座が設定される。

「楽天ポイント」「楽天カード」「楽天キャッシュ」で投資信託の積み立てができるサービスや、ポイントが貯まる・使えるサービス（クリックで表示）

　楽天証券は、ＮＩＳＡ口座の増加に向けて、「楽天ポイント」「楽天カード」「楽天キャッシュ」で投資信託の積み立てができるサービスや、ポイントが貯まる・使えるサービスなど、グループの強みを活かしたサービスを拡充してきた。

　また、ＮＩＳＡ口座でも利用できるロボットアドバイザー「らくらく投資」や、年間を通じた学びのプログラム「資産づくりカレッジ」を実施している。さらに、業界最低コストの全世界株式や米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）のインデックスファンドを提供、「投信残高ポイントプログラム」など、より低コストで資産づくりができる環境を整備してきた。

　同社では「今後も『資産づくりの伴走者』として、お客さまのFinancial Well-Beingを最大化するべく、これから資産形成を始める投資初心者の方に『はじめる』きっかけだけでなく、永く資産形成を『つづける』環境の提供を通じて、幅広いお客さまのニーズにお応えし、お客さまに『永く付き合いたい証券会社』として選んでいただけるように努めていく」とコメントしている。