ウォール・ストリート・ジャーナル
バロンズ・ダイジェスト

マーケットニュース

eMAXISのイメージキャラクター「eクマ」、eMAXIS Slimシリーズをアピール=新NISA開始まで、あと2カ月-三菱UFJアセット

2023年10月31日 12時00分

イメージキャラクター「eクマ」

 三菱UFJアセットマネジメントが設定・運用するインデックスファンド・シリーズeMAXISのイメージキャラクター「eクマ」が31日、都内の私鉄駅前に登場した。新しい少額投資非課税制度(NISA)のスタートが、約2カ月後に迫っており、歩行者にeMAXIS Slimシリーズの認知度調査などを行った。

 NISAは、少額から投資を行う人のための税制優遇制度だ。株式や投資信託などに投資して得た運用益が非課税になる。1月からは制度が恒久化され、非課税保有期間は無期限になる。また、年間投資枠は最大360万円に拡大され、生涯の非課税保有限度額は全体で1800万円になる。

 この日は、低コスト・インデックスファンドの「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の誕生日(設定日)。eMAXIS Slimシリーズの認知度向上を目指して、「eクマ」が街頭に立ちながら、同シリーズの認知度調査を行い、回答者にノベルティーを配布するなどのイベントを実施した。

 「eMAXIS Slim」シリーズは、業界最低水準のコストを将来にわたって目指し続けるファンド・シリーズだ。「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は9月8日に、信託報酬を「年率0.05775%(税込み)以内」に引き下げたばかりだ。

eMAXIS SlimシリーズeMAXIS Slimシリーズ (※)目論見書等より時事通信社調べ、10月26日時点(クリックで表示)

 このファンドは、世界株の代表的な指数である「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)」に連動する投資成果を目指しており、これ1本で日本を含む先進国や新興国の世界47カ国・地域(3月末時点)の株式に分散投資できる。純資産総額は1兆5000億円(10月26日時点)を超えており、公募株式投信(除くETF)の残高で第3位だ。現行の一般NISAや「つみたてNISA」などで、多くの投資家に利用されている。

 

ウォール・ストリート・ジャーナル
オペレーションF[フォース]