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ニッセイAM、「<購入・換金手数料なし>」の信託報酬引き下げへ=「外国株式」など4ファンド

2023年06月02日 10時30分

(出所)ニッセイアセットマネジメント(出所)ニッセイアセットマネジメント(クリックで表示)

 ニッセイアセットマネジメントは、インデックスファンド「<購入・換金手数料なし>」シリーズの4ファンドの信託報酬を引き下げると発表した。6月14日付で実施する。

 具体的には「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」の信託報酬(税込み)を、年率0.09889%以内(変更前は同0.10230%以内)に引き下げる。このファンドは、「MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)」に連動する投資成果を目指すファンドで、2013年12月の設定以降113カ月連続で資金流入を続けている。5月31日時点の純資産総額は4940億円になっている。

 また「<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド」と「<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド」は、同0.143%以内(同0.154%以内)にする。さらに「<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド」は同0.1859%以内(同0.2079%以内)にする。

 同社では、「低コストインデックスファンド全体でみると、競合商品の登場もあり競争環境は厳しさを増しているが、信託報酬率を引下げることで投資家の皆さまに少しでも還元していきたいとの思いから決定した」と指摘。「2024年より開始予定の新NISAでも選ばれ続ける商品を提供していきたい」とコメントしている。

(出所)時事通信社調べ。青アンダーラインは信託報酬を引き下げるファンド。純資産総額は5月31日時点.。(出所)時事通信社調べ。青アンダーラインは信託報酬を引き下げるファンド。純資産総額は5月31日時点.。(クリックで表示)

 「<購入・換金手数料なし>」シリーズは15本のラインナップで、5月31日時点の純資産総額の合計は7090億円と、7000億円を超えている。

 

 

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