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1月末のMAB-FPI総合、プラス3.47%=3カ月ぶりに増加

2023年02月06日 11時00分

 

 投信評価会社の三菱アセット・ブレインズがまとめた昨年1月末の投信指数「MAB-FPI総合」は、前月比515ポイント(3.47%)高の1万5326ポイントとなり、3カ月ぶりに増加した。この指数は、公募追加型株式投信(上場投信を除く)を対象に、1997年3月末を1万ポイントとして、同社が毎日算出している。

 11の資産クラス別に騰落率を見ると、外国REITがプラス6.04%、外国株式(先進国)がプラス4.91%と九つのカテゴリーが上昇した。一方、国内REITがマイナス2.94%、国内債券がマイナス0.14%と二つのカテゴリーが低下した。

 設定から解約を差し引いたネットの資金動向は、プラス5122億円と26カ月連続で純流入になったもようだ。資産クラス別に見ると、外国株式(先進国)がプラス2737億円、外国債券(先進国)がプラス840億円など九つのカテゴリーが流入超になった。一方、その他がマイナス185億円、国内債券がマイナス52億円と二つのカテゴリーが流出超だった。

 調査対象としたファンドの純資産総額は前月末より3兆2424億円増加して、86兆0883億円になった。この指数は、日銀や機関投資家が多く保有する上場投信を含まないため、個人投資家の資産動向を把握しやすい。

【参考】三菱アセット・ブレインズ
https://www.mab.jp/

 

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