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「収入減」2割、「お金に不安」6割超=新型コロナ感染拡大で-日本FP協会

2020年12月15日 15時46分

2019年10月と2020年10月の家計状況の比較

 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(白根壽晴理事長)が、10月の家計状況を調査したところ、約2割の人が「1年前に比べて収入が減った」と回答した。お金について不安を感じている人は6割超に達しており、「お金の不安を解消する情報があれば知りたい」という声が多く寄せられた。

 調査は10月29日~11月4日まで、全国の20~60歳代の男女3000人にインターネットで実施した。新型コロナウイルスの感染拡大が、人々の暮らしや意識にどのような影響を与えているか、調べた。

 この中で、10月の家計を1年前と比較してもらったところ、「収入が減った」と回答した人は22.6%、「変わらない」は73.3%だった。一方、支出については、「食費」や「光熱費・水道費」が増え、「衣服・美容費」「娯楽費」が減っていることが分かった。

将来のお金に対する不安

 将来のお金に対する不安を尋ねたところ、収入面で「不安を感じる」と回答した人は66.6%だった。さらに、「将来のお金に対する不安を解消する情報があれば知りたい」と回答した人は63.5%だった。(了)

 

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