7月末の投信残高、2.8%増の161兆円=2カ月ぶり増加-投信協会
2022年08月12日 16時00分
投資信託協会がまとめた7月末の公募投信残高は、前月比2.8%増の161兆0262億円となり、2カ月ぶりに増加した。各国の株価が上昇したことに加え、海外株式型や内外株式型、資産複合型ファンドなどに個人投資家の資金が流入した。設定から解約等を差し引いた資金増減額は4063億円の純資金流入となり、63カ月連続の流入超過と過去最長を更新した。
また、分配金などの収益分配額は1兆2428億円となり過去最大だった。7月は国内株価指数に連動する上場投資信託(ETF)などの決算が集中しているためで、21年7月の1兆1087億円を更新した。