物価上昇で9割が家計に不安=資産運用の意識高まる-お金の健康診断がアンケート
2022年08月10日 12時00分
(出所)お金の健康診断(クリックで表示)
お金のオンライン相談サービス「お金の健康診断」を展開する400F(本社東京)が実施したアンケート調査によると、円安や物価上昇で、今後の家計に不安を感じていると回答した人が全体の約9割に上った。調査は7月上旬に「お金の健康診断」のユーザー265人に実施した。
◆節約、家計見直し、そして「投資」
「家計に不安を感じて行動を変えた人」にその内容を尋ねたところ、「節約を始めた」(38.4%)や「家計を見直した」(21.0%)に次いで、「投資にまわすお金を増やした」(11.4%)が選ばれた。また「貯蓄にまわすお金を増やした」は7.5%で、投資を下回った。
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◆「対応できていない」が半数
円安や物価上昇に対して「家計の対応ができているか」を尋ねたところ、「できていない」が51%、「できている」が49%と、ほぼ半数ずつに分かれた。
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◆投資が必要
家計の対応が「できていない」と回答した人では、投資・資産形成の必要性を感じている人が約9割を占めていることが分かった。
お金の健康診断は、スマートフォンのチャット機能を使い、ファイナンシャルプランナー(FP)などの専門家に無料でお金に関する相談ができるオンラインサービスだ。居住地や年齢、年収、家族構成などを回答すると、同地域・同年代の人と比較して、その人の家計状況を診断してくれる。また、FPなどにチャットを通して相談し、アドバイスを受けることができる。
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