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7月末のMAB-FPI総合、プラス3.38%=4カ月ぶり上昇

2022年08月04日 09時10分

 

 投信評価会社の三菱アセット・ブレインズがまとめた7月末の投信指数「MAB-FPI総合」は、前月比515ポイント(3.38%)高の1万5756ポイントとなり、4カ月ぶりに上昇した。この指数は、公募追加型株式投信(上場投信を除く)を対象に、1997年3月末を1万ポイントとして、同社が毎日算出している。

 11の資産クラス別に騰落率を見ると、外国REITがプラス5.21%、外国株式(先進国)がプラス4.91%と九つのカテゴリーで上昇した。一方、エマージング(新興国)債券がマイナス0.78%、エマージング株式がマイナス0.37%と二つのカテゴリーで下落した。

 設定から解約を差し引いたネットの資金動向は、プラス4504億円と20カ月連続で純流入になったもようだ。資産クラス別に見ると、外国株式(先進国)がプラス2856億円、複合資産がプラス753億円など九つのカテゴリーが流入超になった。一方、国内株式がマイナス640億円、エマージング株式がマイナス103億円など二つのカテゴリーが流出超だった。

 調査対象としたファンドの純資産総額は前月末より3兆0556億円増加して、85兆2719億円になった。この指数は、日銀や機関投資家が多く保有する上場投信を含まないため、個人投資家の資産動向を把握しやすい。

【参考】三菱アセット・ブレインズ
https://www.mab.jp/

 

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