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アセットマネジメントOne、未上場株式のパイロットファンドを設定=知見を蓄積し、新たな投資機会の提供めざす

2025年10月10日 08時00分

アセットマネジメントOne

 アセットマネジメントOneは9日、国内の未上場株式に直接投資するパイロットファンドを新たに設定した。運用や公正価値評価などの知見を蓄積し、お客さまへ新たな投資の選択肢を提供することをめざす。

 スタートアップ企業をめぐっては、①早期の上場を余儀なくされ、時価総額が小さい状態で上場する「小粒上場」問題 ②上場後、早期に株式が売却され、追加資金の調達が難しくなり、成長が伸び悩む「死の谷」問題-などが指摘されている。

 アセットマネジメントOneでは、未上場段階から投資する意義について「上場前のレイターステージから上場後まで、公募投資信託によって未上場・上場の垣根を超えた投資が継続されることにより、これらの問題が解消され、未上場企業の成長支援を促進することが期待されている」と指摘している。

 

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