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国際金融都市

AFP＝時事

　国内外の資金や金融関連の人材・情報・技術が集まり、投資や資本取引が活発に行われる都市。英シンクタンクによる国際金融都市としての競争力を示す「国際金融センター指数」の最新ランキング（２０２０年９月）によると、１位はニューヨーク、２位・ロンドン、３位・上海、４位・東京、５位・香港、６位・シンガポールと続く。

　東京都は国際金融センターとしての競争力を高めるため「国際金融都市・東京」構想の推進に力を入れる。金融庁も税制や英語による行政対応などの課題に取り組み、海外の金融機関や人材の誘致を促したい考えだ。

　東京以外にも国際金融センターを目指す動きが出てきた。ＳＢＩホールディングスの北尾吉孝社長は大阪・兵庫地区での整備を提唱。福岡県は産学官が連携した組織を設置し、香港に代わる国際金融都市の地位獲得に向けた活動を進めている。