アセットマネジメントOne、クロスオーバー投資で第2号案件=社会を支える人たちの資産形成をサポートする企業に投資
2025年04月25日 07時00分

アセットマネジメントOneは、同社が運用助言を行うクロスオーバー投資戦略ファンドが、保育や介護など社会を支える人たちの資産形成をサポートするベター・プレイス(本社東京、森本新士社長)に投資したと発表した。非上場企業に対する出資の第2号案件になる。
このファンドは「One-Premier Luxembourg Master SA SICAV-RAIF Crossover Capital Master Fund」。クロスオーバー投資は、高成長が見込まれる非上場企業に投資し、株式公開(IPO)後も長期的な株主として関わり続けることで、スタートアップ企業の中長期的な成長を支援する。
ベター・プレイスは2011年10月の設立で、「ビジネスを通じて、子育て世代と子どもたちが希望を持てる社会をつくる。」を企業理念に掲げ、一般の人たちが「お金の心配なく、自分らしく働ける社会」の実現を目指している。
具体的には、保育や介護など社会の発展を支える人たちの資産形成や福利厚生の支援を目指した企業年金「はぐくみ企業年金」を創設。企業年金DXシステムの提供や、加入事務・制度設計などのサポートを行っている。
「はぐくみ企業年金」は、中小企業の経営者から「お金の福利厚生」として支持されており、加入者数は8.8万人、導入法人数は3600社を突破した(2025年3月末)。
アセットマネジメントOneは、「ベター・プレイスへの投資を通じて、中小企業で働く人々が『お金の心配なく、自分らしく働ける社会』の実現を目指す同社の成長に貢献していく」とコメントしている。