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楽天証券、iDeCoの商品拡充=最安水準の「楽天・オールカントリー」「楽天・S&P500」を追加

2024年01月11日 08時30分

楽天・オールカントリー

 楽天証券は、個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ)の商品ラインナップを拡充し、新たに信託報酬率が業界最安水準の2本のインデックス・ファンドを追加すると発表した。1月26日に実施する。これにより、楽天証券のiDeCoで投資できる商品は、投資信託が35本、定期預金が1本の計36本になる。

 追加するのは、世界の株式に投資する「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド 愛称:楽天・オールカントリー」と、米国株に投資する「楽天・S&P500インデックス・ファンド 愛称:楽天・S&P500」の2本。信託報酬率は、それぞれ年率0.0561%(税込み)と、同0.077%(同)で、業界最安水準だ。

 いずれも、楽天投信投資顧問が運用する低コストインデックスファンド「楽天・プラス」シリーズのファンド。このシリーズは「原則、信託報酬率を機動的に引き下げるなど、同種の投資信託の中で業界最安水準のコストで運用することを目指している」という。2023年10月の設定で、少額投資非課税制度(NISA)口座や証券総合口座でも購入できる。

 「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」は、日本を含む世界の先進国や新興国に投資する代表的な指数である「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(円換算ベース)」に連動する投資成果を目指す。

 一方、「楽天・S&P500インデックス・ファンド」は、米国株式の代表的な指数である「S&P500インデックス(円換算ベース)」に連動する投資成果を目指す。

 楽天証券では、いつでも、どこでも、気軽にiDeCoに加入し、効率的に掛け金を運用できるように、2017年1月に運営管理手数料を無料にしたほか、18年4月からはスマートフォンで資産管理や掛け金変更、保有商品の入替えを可能にしている。

 さらに、iDeCo専用のコールセンターを、祝日を含め週7日間運営しているほか、AIチャットボットが原則24時間、問い合わせに対応するなど、サポート体制を充実させている。

 

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