賃金、物価超えへ正念場

＜2024年2月16日＞

こんにちは、JFSメルマガチームの伊藤です。
私の地元青森の2月は例年だとまだまだ寒く、雪を踏みしめて学校へ行っていました。ただ、本日お昼に会社から上着を着ずに出たところ、春のような温かさで同じ日本でもこんなにも気候が違うものかと驚きました。天気を調べてみると最高気温20度以上だったようです。一方最低気温は一桁代だったので、温度差に影響されないよう、体調管理に気を付けたいと思います。
それでは本日の記事をどうぞ。

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〔潮流底流〕賃金、物価超えへ正念場＝高水準要求、人手不足に危機感

日立製作所の田中憲一執行役常務（右）に春闘の要求書を提出する日立労組の半沢美幸中央執行委員長＝１５日、東京都千代田区

　２０２４年春闘で、相場のけん引役と期待される自動車や電機大手など製造業の労働組合の要求が１５日までに出そろった。物価変動の影響を差し引いた実質賃金でマイナスが続く状況や人手不足の深刻化への労使の危機感は強く、満額回答が相次いだ２３年以上の高額要求が並ぶ。実質賃金のプラス転換に向け、物価高に負けない大幅な賃上げが実現するかが焦点となる。

　◇ベア１万円超要求

　電機大手は、業界全体の賃金引き上げを目指すため、大手が要求を