シリコンバレー銀行破綻で際立つＦＲＢの大失態

＜2023年3月31日＞

こんにちは。JFSメルマガチームの林千晴です。
電気代の請求が届きギョッとしました。早急に家計予算見直しです。
時事ドットコムにて連載中の真山仁氏著「オペレーションF［フォース］」は、家計予算ではなく「安全保障」と「財政再建」をテーマに奮闘する人々を描くニュース小説です。国もお金でやりくりする、読み進めると今までニュースを他人事に思えていたのが不思議です。国家も家か、そりゃ守るよな、お金もかかる、他人事じゃないぞ、と。ぜひ覗いてみてください。
それでは、本日の記事をどうぞ。

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シリコンバレー銀行破綻で際立つＦＲＢの大失態

AFP＝時事

　「日本発の金融恐慌は絶対に起こさない」。わが国金融危機の最前線で指揮を取った中曽宏元日銀副総裁は著書の『最後の防衛線、危機と日本銀行』で、危機拡大の阻止に向けた覚悟をこう述べている。実際、日本は長引く金融危機で「防衛線」を守り切った。これに対し、米国はリーマン・ブラザーズに続いてシリコンバレー銀行（ＳＶＢ）を破綻させ、二度も世界を揺さぶった。際立つのは米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）の大失態で、リーマン破綻の教訓もなく、「防衛線」が機能しなかったことがうかがえる。