JIJI Disclosures Dashboardを主に以下3つの用途で利用しています。
一番の業務として、当社お客様の売買に関し、不正なインサイダー取引等が行われていないかどうかを日々チェックしています。JIJI Disclosures Dashboard上で重要事実情報を抽出し、当該情報を発表した銘柄について内部者登録されている顧客の取引履歴との突き合わせを行っています。内部者は関連会社も対象にしています。重要事実が出たら、2カ月間遡って売買状況をチェックしています。
また、当社が独自に実施している信用取引の個別銘柄規制がありますが、その判断材料としてJIJI Disclosures Dashboardの「重要事実スコア」を利用しています。同スコアが高い銘柄を重点的にチェックしています。その結果、新規建規制や代用有価証券の掛目変更、除外などを決定しています。発表内容によっては、即時停止を行う場合もあります。
それから当社のサービス上では、ユーザーがコメントを書き込めるSNS機能を設けています。上場企業に関するニュースについてのコメントもよく投稿されるのですが、その情報ソースが示されていない書き込みもしばしばあります。そういった際には、JIJI Disclosures Dashboardで当該企業の適時開示情報を検索し、その真偽について確認しています。