導入サービス

ネット証券 コンプライアンス部様

インサイダー取引確認対応や独自の信用取引個別銘柄規制判断、顧客書き込みファクトチェックで活用
掲載日:2019年7月1日

実現したかったこと

  • インサイダー取引チェックにかかる労力を軽減したい
  • 独自の信用取引における個別銘柄規制の判断を迅速に行いたい
  • ユーザーコメントの真偽を素早く確認したい

導入後の効果

  • 人手をかけて調べていた作業が大幅に軽減された
  • 自動的に算出されるスコアで重要度の高い適時開示だけをピックアップすることができるようになった
ネット証券様

 JIJI Disclosures Dashboardを主に以下3つの用途で利用しています。
 一番の業務として、当社お客様の売買に関し、不正なインサイダー取引等が行われていないかどうかを日々チェックしています。JIJI Disclosures Dashboard上で重要事実情報を抽出し、当該情報を発表した銘柄について内部者登録されている顧客の取引履歴との突き合わせを行っています。内部者は関連会社も対象にしています。重要事実が出たら、2カ月間遡って売買状況をチェックしています。
 また、当社が独自に実施している信用取引の個別銘柄規制がありますが、その判断材料としてJIJI Disclosures Dashboardの「重要事実スコア」を利用しています。同スコアが高い銘柄を重点的にチェックしています。その結果、新規建規制や代用有価証券の掛目変更、除外などを決定しています。発表内容によっては、即時停止を行う場合もあります。
 それから当社のサービス上では、ユーザーがコメントを書き込めるSNS機能を設けています。上場企業に関するニュースについてのコメントもよく投稿されるのですが、その情報ソースが示されていない書き込みもしばしばあります。そういった際には、JIJI Disclosures Dashboardで当該企業の適時開示情報を検索し、その真偽について確認しています。