日本勢二つの「サプライズ」

＜2023年9月15日＞

こんにちは、JFSメールマガジン担当の松田莉奈です。
厳しい残暑が続きますね。家で重宝していたサーキュレーターがいきなり壊れてしまい、急いで代替を調達しました。新しいものは非常時用のバッテリーやライトとしても使えるようで、活躍シーンが増えそうです。それでは今週の記事をどうぞ。

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〔欧州経済動向〕日本勢二つの「サプライズ」＝家電・自動車展示会

AFP時事

　【ベルリン時事＝山本拓也】今月ドイツで開かれた二つの欧州最大級の展示会を訪れた。感じたのは中国と距離を取る「デリスキング（リスク低減）」の掛け声にもかかわらず、変わらぬ独中の蜜月ぶりだ。一方日本企業は、存在感が薄まっているものの、二つの個人的な「サプライズ」もあり、したたかな戦略を垣間見た。ベルリンの家電見本市「ＩＦＡ」とミュンヘン国際自動車ショー「ＩＡＡ」を振り返る。

　◇異例の出展隠し

　ＩＦＡの会場を歩いていると「ソニー」のブースが目に入り驚いた。事前取材では「出展しない」（広報）と説明をされていたためだ。実際、ＩＦＡ公式サイトの出展者名簿にも載っていない。関係者によると、ソニー側の要望で掲載を控える「異例の対応」になったという。

　ソニーのブースは招待を受けたビジネス顧客しか入れず、飾り気のないセパレーション