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K字型回復

用語説明
2021年05月31日 09時00分
AFP=時事
AFP=時事

 新型コロナウイルスの大流行で落ち込んだ経済が回復する過程で、力強く収益が伸びる企業と低迷を続ける企業の二極化が鮮明な状況。産業界全体がそろって急回復する場合は「V」の形になるが、コロナ禍の影響が業種によって異なるため「K字型」の回復軌道を描いている。

 不要不急の外出自粛が要請され、いわゆる「巣ごもり」消費が大きく拡大。ゲーム機やビデオ配信、家電などの売り上げが伸びた。また、テレワーク関連の製品・サービスやネット販売も好調だった。公共交通機関を使わずに移動するために自動車の販売が増加したほか、半導体の需要も高まっている。

 一方、打撃が大きかったのは、飲食、宿泊、観光、航空・鉄道などの業種。赤字決算に陥る企業が相次いだ。ただ、ワクチン接種が進展し、経済・社会が正常化すれば、業績回復が期待できる。米株式市場では「リスタート(経済再開)銘柄」と呼ばれ、注目されている。